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結核について 日本の罹患率など 初期症状や治療における注意

昨日は私の細菌感染について書いてみました。


ウイルス感染については、特に冬場によくニュースになりますが、「細菌に感染する」と聞くと、映画か何かの話のようで、ちょっと違和感を感じるむきがあるかもしれません。


しかし、細菌感染は現実に問題となっており、その最たるものは、結核です。


結核についてはこれまで何度かエントリーしていますが、今回は、以前にお知らせしていない数値データなどをとりあげてみます。

結核は現在でも年間約2万5千人の患者が見つかっていて、およそ2200人が亡くなっています。


日本における人口10万人あたりの結核罹患率は

日本 19.4%
カナダ 4.7%
米国 4.3%
スウェーデン 5.4%

と、先進国でも高くなっています。


結核の症状・特徴には


・せきが長引く(2週間以上)
・微熱や倦怠感も長く続く
・悪寒や寝汗、体重減少
・たんに血が混ざる
・風邪薬を飲んでも治らない


といったものがあり、実際に病院でも風邪と間違えて診断されることもあります。


結核は、咳やくしゃみの飛沫(菌を外に出すので排菌と呼ばれます)で周囲の人にも感染させるおそれがあることから、感染が判明した場合は隔離・入院措置がとられます。


抗生物質の服用などで排菌しなくなると、通院による治療が可能になります。


治療では3~4種類の薬を6ヵ月間服用する方法が一般的です。


咳が止まるなど、症状が治まっても、患者の自己判断で服用をやめてはいけません。


薬が効かない「耐性結核菌」が発生してしまうからです。


日本は今後高齢化が進み、若い頃感染した高齢者の発病が多発すると危惧されています。


また最近は、外国人の労働者により結核菌が持ちこまれるケースが増えています。


細菌感染は他人事と考えず、食事や睡眠、生活習慣などに気を配り、免疫力を低下させないよう心がけましょう。


医療者のための結核の知識
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