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中国の医療機関による不正・誤診など

中国では医療機関による不正が大きな社会問題になっています。


医療費を払えない患者の救急治療を拒否して死なせてしまったり、日本円で数千万円もの治療費を請求した上に患者を死亡させるなど、枚挙にいとまが無いそうです。


北京に在留している日本人の妻(中国人)は出産の際、帝王切開を行うべきところを自然分娩と誤診され、母子ともに生命の危険にさらされました。

あわてて帝王切開を施したところ、今度は医師が子宮内の動脈を傷つけたのです。


さらに問題なのはこんな事件があっても賠償や謝罪が一切ないことで、患者のほとんどが泣き寝入りしています。

中国では、ほとんどの病院が前払い制なのだそうです。


鉄道の発券カウンターのような場所に患者が並ばされ、現金かクレジットカードで一定額を前払いしない限りは病院にさえ入れません。


中国では「薬を処方すればするほど儲かる」という医療システムなので、抗生物質の使いすぎも問題になっています。


抗生物質などの治療薬に対する耐性ができてしまい、肺炎にかかる子供の約7割が薬の耐性をもっているそうです。

北京、上海、広州の三都市では9割にまで激増するのだとか。


07年には医薬行政のトップである国家食品薬品監督管理局の前局長が、新薬承認をめぐる収賄容疑で死刑判決を受けています。


不安定化する中国 ―成長の持続性を揺るがす格差の構造
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