肝硬変になるメカニズム
過度の飲酒により多量のアルコールが体内に入ると肝臓はアルコールから変化したアセトアルデヒドを
分解できなくなります。
アセトアルデヒドは肝細胞を破壊しますが、肝細胞は再生能力があるので肝臓の機能は保たれます。
しかし過度の飲酒を長期間続けると肝細胞の破壊と再生がいつまでも繰り返されることになります。
再生と破壊があまりにも長く続くと組織がだんだん硬くなり、繊維化していきます。
繊維化すると肝臓の表面がゴツゴツしたこぶのようになります。
これが肝硬変です。
肝硬変は肝臓病の終末期といわれています。
肝硬変は過度の飲酒だけでなく肝炎などでも発症します。
一度線維化すると元の肝細胞には戻らず、繊維化した部分は機能しません。
繊維化が肝臓全体に広がると肝臓の機能がどんどん低下していき、さまざまな障害と共に命が危険にさらされることもあるのです。
肝硬変になって肝機能が低下すると、まず体がだるく、疲れやすくなります。
その他食欲不振、むくみや腹水などが起こってきます。
また、肝臓がんのほとんどが肝硬変から発生します。
繊維化した肝細胞は元には戻らないため、肝硬変になってしまったら対症療法しかありません。
「治す」には肝臓移植が必要になります。
2008年3月には札幌医科大学の新津洋司郎教授らのグループは「RNA干渉を利用しコラーゲン生成を抑制する手法(管理人もよくわかってません)」を開発しました。
肝硬変ラットを使った実験では肝臓が正常な状態まで回復したそうです。
実用化されれば非常に画期的なことですね。
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