HIVウイルスに感染しても体内定着を防ぐ法

米国疾病対策センター(CDC)は、HIVが体内に入ったおそれがある場合でも、72時間以内に薬を飲めば体内への定着を防げる可能性があるとしているそうです。


CDCは、HIV感染したと考えられる場合、72時間以内に抗エイズ薬を飲み、服用を4週間続けるように勧めています。


針刺し事故などでHIVに感染した医療従事者の調査では、直後の抗ウイルス剤の投与で感染の危険を81%減らせたそうです。
強姦などの被害者を対象にした調査でも効果が認められました。


しかし、薬による副作用はかなり重いようです。


08年の7月、カナダのマクギル大学の研究者が、エイズウイルスの感染を防ぐ、あるいは発症を遅らせる可能性のある遺伝子を発見したと報じられました。


この遺伝子は、ウイルスに何度もさらされながら感染しなかった人の遺伝子を分析することで発見され、HIV感染初期の患者がこの遺伝子を保有する割合は2.7%であるのに対し、感染しなかった人の保有の割合は12.2%もあったそうです。


この遺伝子をもつ人はナチュラルキラー細胞の働きが弱まることがないため、HIVに感染した細胞を次々に破壊することでエイズを発症する可能性が低くなると考えられているのだとか。


エイズ治療は非常に進歩しているとはいえ、まだ根治ができるわけではありません。
この遺伝子に関する研究を進めてほしいものです。


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中国のエイズ患者 WHOの見通し

世界保健機関(WHO)の調査では05年末で中国内の48%の県、また31省、自治区および直轄地の全てでエイズウイルス感染者が確認されています。

WHOは2010年には中国のエイズウイルス感染者は100万人に達するだろうと警告しています。


中国でのエイズの流行は南部の雲南省から始まったそうです。
雲南省はラオス・ミャンマーと国境を接しており、中国の麻薬常用者の大半が住んでいた地域でもあります。
1990年時点では中国のHIV感染者の9割近くがこの地域に住んでいました。
ところがそれ以降、麻薬常用者の増加と共にHIV感染者も雲南省以外に広まっていくのです。


中国でエイズ感染が広がっているのは、中国独特の「売血」という習慣も理由の一つのようです。
中国政府は1998年に売血を禁止しているのですが、貧しい農村部などではいまだに続いていると見られています。
経済的貧窮から、農民達が自分の血液を売るわけです。


非合法の採血所では採血用具や注射針の再使用が公然と行われおり、これがHIV感染を広げる温床となっています。


中国政府は献血を奨励していますが、それでは「正規の」献血の安全性はどうかというと、これまた非常に心もとないと言わざるを得ないでしょう。


正規の採血センターなどでも、注射針などの器具類が使い回しされるからです。
センター自体には使いまわしする意図がなくても、器具を売る業者が使用済み品を回収して再包装し、新品としてまた販売するケースもあるそうです。


こうした事情を中国国民も承知しており、「献血は危険だ」という評判が広がって献血活動はなかなか成果をあげていないようです。


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05年の中国HIV・エイズ感染者増加数

中国ではHIV感染者が05年一年間だけで約8万人増えたと言われています。


一日あたり200人以上のペースで増えた計算になり、感染者の合計は65万人を越えました。
このうちの約80%が麻薬や買売春によるものだそうです。


エイズが蔓延していることは、中国当局はあまり公にしたくないと判断する場合もあるようです。


07年の12月には、HIV感染について講演する予定だった女性感染者が当局に軟禁されるという事件が起きています。
この女性は人権活動家としても知られおり、売血や輸血によって、エイズ感染が深刻な状況になっている河南省の実情を調査していました。
この女性自身も輸血でHIVに感染しています。


中国当局が女性を軟禁したのは、感染者への差別や暴力行為などの実態が公にされることを恐れたためと考えられています。
女性は「感染者への差別・蔑視を無くす」というタイトルで講演を行う予定でした。


07年8月には河南省と広州で開かれる予定だったエイズの国際会議が「特殊な原因で中止」になっています。
この件にも当局の圧力が指摘されており、感染者や支援組織が結束した勢力になることを当局が懸念したためと考えられています。


中国ではエイズ患者に対する差別が激しく、発症した患者だけでなくその家族全員まとめて差別されることが珍しくありません。
啓発活動を行うむきもありますが、上述のように当局の妨害等もあってエイズ知識の周知等はなかなか進まないようです。

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HIVの複製を阻害する、ヒマワリの抗体・DCQA ドイツの研究から

ドイツ・ボン大学の研究者らが、ヒマワリから「HIVウイルスの複製を阻害する物質を抽出した」と06年に発表しました。


同大学のクローディオ農学技師らは、ヒマワリが天候不順の中でも根腐れを起こさないように働く抗体を持っていることに着目しました。


この抗体はDCQAと呼ばれ、HIVの再生産を阻害することが確認されました。
しかしまだ細胞実験の段階で、ごく微量しか採取できないため非常に高価なのが難点です。


海外ではひまわりの種が健康食品として認知されています。

ひまわりの種には良質のたんぱく質、ビタミンE、B1、B6、B12、マグネシウム、カルシウム、カリウム、鉄分、リノール酸、亜鉛、繊維質、トリプトファンなどが含まれています。


アメリカの大リーグ選手が試合中口をモグモグさせているのはヒマワリの種を噛んでいることも多いのだとか。
松井秀喜選手もヒマワリの種をよく食べているそうです。


またひまわりの種はトリプトファンを含んでおり、トリプトファンはセロトニンの材料になります。
そのため、ヒマワリの種はうつ症状を緩和する作用があるとされています。
うつ病ではセロトニンが不足するのです。


ヒマワリの種を絞って得られるヒマワリ油には不飽和脂肪酸が多く含まれています。

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HIVの治療費・本田美和子医師の講演などから

本田美和子医師は、ネット上でもHIVをテーマに語るなど、エイズに関する啓発活動に力を入れています。


本田医師はHIVに関する講演も行っており、主に次のようなことを訴えています。


・HIVは日本で増え続けている。
・自分がHIVに感染していることに気付いていない人がとても多い。
・感染は検査を受けなければ分からない。
治療を自費で行うと月に20万円ほどかかる。
・07年時点では、薬を一生飲み続ける治療法しかない。
40年間薬の服用を続けると1億円ほどの治療費が必要になる。


今の日本の健康問題を考える上で、私が最も懸念していることのひとつにこのエイズ問題があります。
HIV感染者は日本では増え続けており、その傾向は90年代から一貫して変化していません。


この記事を書いている時点で最新のデータである07年のHIV感染者数は、HIV感染者1082件、エイズ患者が418件で合計1500件となり、いずれも過去最多となっています。


06年までの累計では、HIV感染者の内訳は日本国籍男性が最も多く、感染理由としては同性間の性的接触によるものが最も多く、次に異性間の性的接触によるものが続いています。


HIV感染に関するデータを見てみると、この「日本国籍男性による、同性および異性間の性的接触による感染」が非常に大きな割合を占めていることがわかります。


ということは、エイズ予防の啓蒙活動を男性に対して重点的に行うことがポイントと言えそうです。

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日本のエイズ患者1万人超・05年

05年4月、厚生労働省のエイズ動向委員会によると、85年に第一号患者が認識されて以来、日本のエイズ患者が初めて一万人を超えました。


4月はじめまでに判明している感染者は6734人、患者は3336人で計10070人に達しています。


また、04年に新たに判明した感染者(780人)と患者(385人)数は1165人と初めて1000人の大台を突破し、これも過去最高を記録しました。


HIV感染者は東京都だけでも約3500人を数えます。
そのうち女性が三分の一弱を占めています。
同性愛者に多かったエイズも、最近は異性愛者間にも広がっています。


日本ではHIV 感染者数が増え続けていますね。
私はこの問題はもっと注目され、周知されるべき重大な問題だと思っています。
テレビやラジオでもCMも流されていますが、まだ不十分という印象があります。


HIV に関しては性的な内容が絡んでくるため、あまり大っぴらな教育などはしり込みされるのでしょうか?
私個人的には性教育はもっとオープンに語られるべきだと思っています。
エイズなど性感染症の問題に限らず、妊娠すること、親になることの社会的・道義的意味などはもっとしっかり子供に教えるべきです。


いつかは皆直面することですし、感染症を防ぐという意味でも教育しない手は無いように思うのですが。


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タイのエイズ患者数と対策など

タイにはエイズ患者数が60万人(05年現在)いるといわれています。
(調査する機関によって数には差があるようです)


このような現状を受け、タイ政府は様々なエイズ対策を実行しています。


低所得者層にまでエイズ対策を充実させるため、タイ政府は05年10月から30バーツ(約80円)という安価でエイズ薬を患者に提供することになりました。
自国で生産したジェネリック薬を供給するそうです。


また、エイズの危険性を啓発するためのテレビCMも多く放送され、辺境の地方都市や村にも専門の指導員が派遣されてエイズの周知を行っています。
学校ではエイズに関する教育も積極的に行われています。


タイでの性風俗産業では、日本人の評判はあまり良くないそうです。

それは、日本人はコンドーム無しで行為を行おうとすることが非常に多いからで、エイズに関する知識が広まっているタイでは、「エイズがうつるんじゃないか」と不安視されているのだとか。


タイにはエイズ感染者が多いということは世界的に知られていますし、もちろん日本でもよく知られています。
ましてや、タイへ旅行に行くのであれば間違いなく目にするはずです。


それなのに、タイなど外国でHIV に感染する人は無くなりません。
これも人間の性(さが)というやつなのでしょうか?

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05年の世界のエイズ感染者数・ウガンダの取り組みなど

05年8月現在、世界のエイズ患者の推計は4000万人といわれていいます。

2003年末の推計では、エイズにより年間300万人が命を落とし、500万人以上がstrong>HIVに感染しているとのこと。


また、梅毒やヘルペスはHIVにかかりやすい性病とされています。
これらに罹患すると感染後皮膚に湿疹ができ、傷ができやすくなるためHIVが入り込みやすいのです。


ウガンダでは90年代初め、地域によっては30%の人口がエイズ感染者という深刻な数字が報告されていました。
その後、政府の取り組みにより現在は感染率約6%と、以前に比べれば大幅に改善されました。


ウガンダは世界で最初にHIV感染が爆発的に広がった国です。
また、国家元首が、エイズの拡大を自国の緊急事態として世界に発信したのもウガンダが初めてなんだそうです。


ウガンダ政府は、93年までに主要4都市にVCTセンター(自発的な検査施設)やエイズ情報センターを開設しています。
ウガンダは、これらの機関を、いずれの国や国際機関よりも早く導入したのです。
その結果、2000年代にはエイズ感染率が劇的に減少しました。


ウガンダのエイズへの取り組みはエイズ撲滅を目指す他国の指針となるのではないでしょうか。
日本も多いに参考にするべき部分があるでしょう。


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台湾のエイズ事情・04年の流行

台湾では2004年に爆発的なエイズの流行が起きました。
それまで低流行期だったにもかかわらず、です。
 

中国南部で起きた流行が拡大し、台湾に飛び火したのが主な原因と考えられています。

この台湾での爆発的流行は薬物使用者を中心に起きました。
日本でも薬物使用者は増加傾向にあるので、近い将来台湾のような爆発的流行が起こる可能性はあります。
早めに対処することと、エイズに関する知識をもっと広める必要があるでしょう。


これを受けて台湾保健省は05年の8月に、外国人に対する健康診断を強化しました。
東南アジアからの労働者および配偶者は台湾の出発前、台湾へ到着直後、そして滞在一定期間後の健康診断が義務づけられたのです。


台湾では東南アジアからの労働者が感染源のデング熱も流行しています。
この措置は主にデング熱を防ぐためのものですが、検査ではHIV、梅毒、結核、B型肝炎、寄生虫、梅毒、ハンセン病も同時に調べられます。


違反者に対してはビザの一時取り消し、もしくはその雇い主に罰金が課せられる可能性があるそうです。
特に、HIV感染が判明した後保険当局への通知を怠った場合はビザの延長が許可されないこともあるのだとか。


デング熱・HIVだけでなく、各種感染症が台湾で拡大するのを防ぐために台湾政府が本腰を入れ始めたということでしょう。

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性感染症・コンドームで防げる・防げない。性病別に

エイズのウイルスは体液と一緒に体内にうつります。

コンドームでペニスを完全に覆って、相手の体液に触れないようにすればウイルスの移動がなく、うつることはありません。


同様にクラミジア、淋菌の感染予防にもコンドームが有効です。


しかし、性器ヘルペスはコンドームを使用してもうつる感染症のひとつです。

性器の付け根などに小さなブツブツができて、ピリピリした強い痛みがあります。
症状が消え、治ったように見えても再発しやすい病気です。
しかし、自覚症状がハッキリしている分、性交渉が控えられることから感染が広がりにくいと考えられます。


結論として、コンドームはHIV を含む性感染症の予防には有効だと言えます。
とりあえずはコンドームを着けるようにするのが重要です。
(無闇に性交渉を持たないのが一番なのは間違いありませんが)
パートナーに感染の検査をしてもらえばさらに安心です。


日本でのHIV 感染者数は増え続けています。
管理人は熊本に住んでおり、「性感染症なんて東京あたりの出来事」という雰囲気が少なからずあるように感じます。
しかし当たり前のことですが、熊本含め九州でも性感染症は存在します。


特に若い世代にコンドームの有効性を周知させるための性教育はもっと積極的に行われてもいいのではないでしょうか。


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エイズ・HIV感染者数など06年の世界の状況

06年12/1の世界エイズデーで世界におけるHIV感染状況が報告されました。

世界のHIV感染者は3950万人で、2年前に比べて260万人も増加しています。


年間の新規感染者数は40万人増の430万人、エイズによる死者は20万人増の290万人と推計されました。


HIV感染者は全世界で増加しています。
サハラ以南のアフリカが特に深刻な状況で、新規感染者は2年前より20万人多い280万人にも上り、累計感染者数は2470万人にもなるのです。
この地域だけで世界中の感染者の63%、エイズ死亡者の72%が集中しています。


東欧・中央アジアで顕著な増加が見られ、感染者数が140万人だった2年前から170万人まで増加しています。


日本を含む東アジアでも、中国での感染拡大などにより62万人から75万人に増えました。

感染者の内わけとしては、東欧と中央アジアでは三分の二が注射器による薬物中毒者、インドを除く南・東南アジアでは性産業従事者と客が二分の一を占めています。


日本ではHIV 感染者が増えていますね。
個人的に非常に気になっています。
性感染症の教育をもっと積極的にやるべきではないでしょうか?


性教育というと、どうも敬遠される傾向にありますが、遅かれ早かれいつかはわかってしまうことですし。
妊娠の意味(生物学的なことだけでなく、社会的な意味も含めて)や性感染症の怖さはしっかり教えるべきだと思うのですが。

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世界と日本のエイズ感染者数

2004末時点で世界のエイズ感染者はおよそ4000万人いるとされています。
10年前は2000万人だったのでこれまでで2倍に増えたことになります

このうち1年間で死亡するのは300万人あまりです。
世界の中でも中央アジアでの増加が著しく、10年間で10倍近くも増えているのです。


2006年末時点では、世界には約3,950万人のHIV感染者とエイズ患者がいます。


管理人としては、日本でのエイズ患者数が増え続けていることも非常に気になります。


06年の日本でのHIV感染者とエイズ患者数は、1,358人で過去最高となりました。
平均すると1日当たり4人弱の感染者がが、新たに増え続けていることになります。
内訳では日本人男性の感染者が最も多く、全体の82.7%を占めています。
HIVの感染経路では性的接触(異性間、同性間を含む)が最多で86.8%です。


エイズ患者の報告数は406人で、日本人の男性が335人でした。
感染経路で最も多いのはHIVと同じく、性的接触(異性間、同性間を含む)の74.9%でした。
これまで報告された国内の感染者と患者数の累計は12,000人を超えました。


厚生労働省が発表した資料では、07年第3四半期(7月2日~9月30日)の新しいHIV感染者数が274人と過去最高になっています。


若年層の性感染症も増えています。
このブログや私のメルマガでも啓発していきたいと思います。

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