ナンバ式 動きや効果など 骨体操のさわりも

ナンバの動きのひとつである「右手と右足、左手と左足を同時に出す」はよく知られています。


ナンバでは「ねじらない、踏ん張らない、うねらない」ことが大原則であり、上記の動きはこの原則にのっとったものです。
日本人は古来この動きを自然に行っていました。


ナンバの動きは消費エネルギーが少なく、身体への負担もかかりにくい特徴があります。
忍者や飛脚が長距離を走ることができたのも、ナンバ走りを実践していたからです。


しかし明治維新後に西洋の歩行法が紹介されてからは、ナンバの動きが自然と廃れていったそうです。


ただし完全に絶滅してまったわけではなく、日本の伝統文化である相撲や武道、歌舞伎・能などの中にはナンバの動きが受け継がれています。

また、陸上の末續慎吾選手や現役時代の桑田真澄投手はナンバの動きをとりいれています。
イチロー選手やバスケットのマイケル・ジョーダン選手といった、選手生命が長く、かつ高い競技能力をキープしているアスリートにはナンバの動きが随所に見られるそうです。


ナンバを応用した体操などは講座も開かれているため、アスリートに限らず一般の人も学ぶことができます。


ナンバ式体操のポイントは、頭蓋骨、胸郭、骨盤といった身体のパーツを箱に見立てて、平行四辺形をスライドさせてつぶすような動きをすることです。

この動きだと筋肉や関節に負担がかかりにくくなります。


こうした動きを取り入れたナンバ式体操は、肩こりや腰痛の改善に効果があるそうです。
一例を紹介してみます。


手をひざにあてて、「膝をたたむ」ことを意識しながらゆっくりしゃがみます。
つま先と膝は斜め前方に向け、顔・肩・腰は正面を向いたままでしゃがむことで身体のゆがみを補正します。


足はつま先をわずかに外に向けて肩幅に開きます。
手を組んで腕を上に伸ばし、上体を左右に倒します。
その際、腰も同じ方向に突き出します。
身体の形を「く」の字ではなく「S」字型にするのがポイントです。

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骨生成を助けるもの・妨げるもの カルシウムだけではダメ

カルシウムは日本人に足りない栄養素としてよく知られています。


これから高齢化が進む日本では、高齢者の骨粗しょう症や骨折が増加することが予想されます。
カルシウムは今後さらに注目される栄養素になるでしょう。


それでは、骨を強くするためにはカルシウムをたくさん摂れば良いのでしょうか?


これはおそらく「半分だけ正解」です。
骨を作るためのメイン栄養素がカルシウムであることは間違いありません。
しかし、カルシウムだけでは骨を効率よく作ることはできません。


骨を生成するために必要な、カルシウム以外の要素とその作用を挙げてみます。

・ビタミンD
カルシウムの吸収を助ける働きがあります。
ビタミンDは日光を浴びることで体内で増え、魚類やキノコ類、卵黄に多く含まれています。


・イソフラボン、ビタミンK
骨芽細胞を活性化し、カルシウムを骨に定着させる働きがあります。
納豆、海藻、小松菜、春菊、ほうれん草、モロヘイヤ、ブロッコリーなどに多く含まれてます。


・骨に適度な刺激を与える運動
栄養素とは違いますが、骨はある程度の「衝撃」を受けないと強くなりません。
骨粗しょう症の予防に適度の運動は必須と言えます。


骨に良い食品は、和食に多く見られることに気付きます。
昔ながらの和食を食べ、適度な運動をすれば骨は自然に強くなるわけです。


逆に、カルシウムの吸収を妨げる要素としては、次のようなものがあります。

・過剰な肉類や脂質
脂肪酸が腸内に多く発生し、脂肪酸がカルシウムと結びつくためカルシウムが体内に吸収されにくくなってしまいます。


・過剰な塩分
塩分を多く摂ると、塩分に含まれるナトリウムを尿によって体外に排出しようとする作用が体内で働きます。

この時にカルシウムが消費されてしまうため、体内のカルシウム濃度が減少します。
するとカルシウムを補給するために、骨のカルシウムを取り崩してしまうのです。
結果として、骨が弱くなってしまいます。


簡単にまとめてみると、骨を強くするためには

「塩分を控えた和食を食べ、適度な運動をする」

ということになるでしょう。

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マウス症候群とは 

パソコンを長時間使う人に「マウス症候群」という疾患が発症することがあるそうです。

マウス操作を長時間使い続けることが発症の引き金になることから名づけられました。


症状としては手首やひじ・肩の痛み、頭痛やめまい、目の疲れ、関節の痛み、むくみ、胃もたれ、さらには腰痛・背部痛・肩こりといったものまであります。

「マウス症候群」といってもマウスを操作する腕や肩だけでなく、全身に症状が出るのが特徴です。


マウスを操作するだけでこういった全身症状が起きる理由は、ズバリ「体のゆがみ」にあります。
つまりマウスを利き手だけで使用することにより、利き腕側だけに負担が過剰にかかるのです。


体の軸バランスが崩れて神経・血管が圧迫され、血流などが滞ることで不調が引き起こされるというわけです。
頚椎ヘルニアなどを引き起こして神経障害になることもあるようです。


マウス症候群を引き起こすチェック項目としては

・毎日5時間以上パソコンを使う。
・パソコンを使用する時に足を組んでいる。
・消化器系の疾患が出やすい。
・パソコン作業で手首やヒジを痛めたことがある。
・一日のうちに歩く時間がほとんど無い。

といったものがあります。
筋肉の弱い女性は特に症状が出やすいようです。


長時間のパソコン作業を行う生活で、肩こりなどがひどくなってきた場合、からだのゆがみをチェックする必要があるかもしれません。

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骨粗しょう症と年齢の関連いろいろ

骨粗しょう症を防ぐには、骨密度が重要だということはある程度常識になっています。

骨密度の増加量が最も増えるのは成長期である10代半ばです。


この時期にカルシウムをしっかり摂り、骨に刺激を与える適度な運動をすることが非常に大事です。


その時期以降、つまり18歳ごろから40歳までは骨量が大きく増加することはあまり期待できません。
(全く増加しないというわけではないようです)
その後は年齢と共に骨量は徐々に減っていきます。


女性の場合は、閉経期の五年ほどの間に年平均3%の割合で骨量が減少すると言われています。
これは急激な減少であり、この時期には骨粗しょう症の発症率が一段と高くなります。


現在日本には骨粗しょう症患者が1000万人いると推定されており、女性は男性よりも若くして発症します。


骨粗しょう症は女性の症状というイメージがありますが、80歳代では男性も約半数が骨粗しょう症になっています。
対して女性は70歳代で約半数が骨粗しょう症と考えられています。


若い時期の女性はダイエットを意識しがちですが、骨量を増やす時期に過度なダイエットをするのは良くありません。


三食をきちんとバランスよく取ることは後々の骨の健康に関ってくるのです。
また、骨量を増やすには骨に適度な「衝撃」を与えること、つまり運動が大事になってきます。

個人的にはジョギングがいいんじゃないかなと考えています。
走るときに脚にかかる衝撃が骨へのちょうどいい刺激ではないかと。

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仙腸関節とは 場所と傷めやすい動作 ゴルフのスイングなど

仙腸関節は、骨盤の真ん中、背骨と骨盤がつながった部分にあり、非常に複雑な形をしています。

しっかり固定されているイメージがありますが数ミリ程度の遊びの範囲で動くことがわかっています。


仙腸関節は体重を支えているため強力な靭帯で保護されていますが、過剰な負荷がかかると機能異常を起こします。


仙腸関節に異常を起こしやすい動作としては次のようなものがあります。

1 前傾姿勢で体をねじる。
2 中腰で重いものを持ち上げる。


1の典型的な動作としてはゴルフのスイングがあります。
ゴルフのスイングは前傾姿勢で勢いをつけて体をねじるため、仙腸関節にとっては非常に危険な動作と言えます。

プロゴルファーが腰痛に悩まされる例が多いのはスイングそのものに起因しており、腰痛は職業病とも言えるのではないでしょうか。


2は腰痛を起こしやすい動作として有名ですね。
危険度は非常に高い姿勢と言えます。


私は個人的に腰痛にならないよう日頃から気をつけているので(腰痛を患っている知り合いがいて、その様子を見ていると何とも辛そうで・・・)、中腰で物を持ち上げることは絶対にしません。

地面に置いてあるものを持ち上げる時は必ずヒザを曲げて、へそを対象物に近づけ、脚力で持ち上げるように心がけています。

あ、それと持ち上げる際には背中を伸ばすようにしてます。


腰痛は一度かかると非常に厄介で、スッキリ完治させるのが難しい場合もあります。
治療のための手術は非常に発達しているとはいえ、腰痛を発症させないに越したことはありません。


腹筋・背筋を鍛えるなどして腰痛を予防するのは、若い人(10代後半くらい)でも心がけるべきだと思っています。

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「ヒザに水がたまる」の水とは

ヒザに水がたまる」というときの「水」の正体は、関節の内部にある関節液(潤滑油のような役目をする)です。


潤滑を促すと共に、炎症を起こした関節を冷やす役目もあります。
関節液は通常であれば関節内に1~2ml 存在します。

関節に水がたまる理由としては関節が炎症を起こしている、軟骨に傷がついている、関節で内出血が起きている、といったものがあります。


関節の炎症はリュウマチや痛風などが原因で発症し、軟骨の傷や関節の内出血は、加齢や激しい運動による傷害などが原因になります。


水がたまると膝の裏側、あるいは膝の上などが膨らんできます。
膨らんだ部分に張りや硬さ、あるいは鈍痛を感じるようになります。
脚を曲げにくくなり、正座が難しくなったりします。


「一度膝の水を抜くとクセになる」と考えるむきがありますが、それは水がたまる原因(関節の炎症や軟骨の傷など)が解消されていないからです。
水がたまる原因を解決すれば、自然と水はたまらなくなります。


治療では関節の炎症などを治すと共に、ヒアルロン酸注射などが施されることもあります。


治療後は脚の筋肉トレーニングで脚の筋力強化を図る場合もあります。
膝の不調を治すには、安静にすることも大事ですが、安静にしてばかりでは脚の筋力が弱くなってしまい良くありません。
適度に動かすことは必要です。

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食塩のとりすぎは骨にも悪い

食塩の取りすぎは高血圧・胃がんの発生原因になるだけでなく、骨粗しょう症の危険因子にもなります。

食塩のナトリウムが、カルシウムの尿からの排泄を促進してしまうのです。


一般には「塩分のとりすぎは良くない」という主張が大多数で、塩分に関する健康情報といえば「減塩を意識しましょう!」というものがほとんどと言えるでしょう。


これは別に間違っているわけではなく、「塩分の摂り過ぎは高血圧の原因になる」「骨にも悪い」という主張を否定するつもりはありません。


ただし、塩分を控えすぎても体調が悪くなります。
「塩分は身体に悪い」と一種の強迫観念に駆られて、食事から塩分を徹底的に抜いたりすると「低ナトリウム血症」という状態になることがあるのです。
体内のナトリウムが足りなくなってしまう症状ですね。


いわゆる普通の食事をしていれば、ナトリウム不足になることは無いのですが、塩分を極端に控えたりするとまれに低ナトリウム血症になることがあるようです。
低ナトリウム血症では倦怠感やむくみ、血圧低下といった症状が出ます。


私の前の職場では「食事では塩分をとにかく控えていた」という人がいました。
そんな食事を続けていたその人は、ある日突然意識が朦朧となり、倒れてしまったそうです。
低ナトリウム血症で血圧が下がりすぎてしまったのではないかと推測しています。

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オスグット氏病について

ひざを激しく使うスポーツ、サッカーやバスケットボールなどでは、オスグット氏病を引き起こすことがあります。
(オスグット氏病は正式名称をオスグッド・シュラッター病といいます)


12歳くらいになると、骨の発育スピードが筋肉の発育量よりも速いため、骨が筋肉を引っ張ることになります。


ひざのじん帯が、すねの骨に付着する部分を過度に牽引することによる刺激で炎症が起きます。これがオスグット氏病です。
「過度に牽引」する動作としてはダッシュ、キック、ジャンプなどの反復動作です。
スポーツでの動作が原因となっているため、成長痛とは異なります。


膝を曲げたときに痛みが生じ、症状が重い場合は患部に触れるだけでも痛みを感じることがあります。


次のようなスポーツにはオスグット氏病が起こりやすいとされています。


バレーボール バスケットボール サッカー 器械体操 野球 陸上競技 テニス


オスグット氏病になったら、スポーツなどの運動は中止します。
また、正座もよくありません。
痛みがあるのにスポーツ活動を続けると、野球ひじの場合と同様に、骨が離脱する場合もあります。


治療法としては鍼治療、レーザー治療、温熱療法などがあり、大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)のストレッチなども効果があります。



オスグット氏病対策ストラップなど

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野球ひじ

野球ひじには、小・中学生に多く見られる内側型と、高校生に多く見られる外側型があります。


内側方では骨に変化はほとんど見られませんが、外側型の場合、「離断性骨軟骨炎」といって、骨や軟骨が遊離し、場合によっては手術が必要になります。


高校球児は変化球を多く投げるようになるのでひじ関節内の骨や軟骨がはがれやすくなるのです。


野球ひじは早めの対処が大事です。
チーム事情などを考え、痛みを我慢して投げ続けたりするとそれだけ回復が遅れることがあります。
将来を考えて、治療を優先させましょう。
安静にして、ひじに負担をかけないように心がけます。
ストレッチや、アイシングも効果的とされています。


投げる動作ができない間は走りこみや筋トレで下半身強化に徹するという手もあります。
スタミナもつきますし、上半身を使いすぎず下半身も強化して投球の助けにするという意味合いもあります。


野球ひじは多感で育ち盛りの子供に起きることなので、治療に先が見えない事態になると、本人だけでなく親御さんも不安で仕方ありません。
そこで、一般の整形外科だけでなくスポーツトレーナーやスポーツマッサージについて知識のあるトレーナーの意見を聞いてみるのも良いのではないでしょうか。


ひじの治療だけではなく「投球フォーム」「投球に適した筋トレ」など、より専門的なアドバイスも求めてみましょう。


中学生であれば一日に投げる球は70球まで、週単位であれば350球までという目安を主張している医師もいるようです。

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