過敏性腸症候群とは 原因や症状、治療・薬・食事など対処法について
過敏性腸症候群という病気があります。
私個人的には、最近になって頻繁に目にするようになった病気という印象があり、現代の社会構造が生み出している疾患と言えるかもしれません。
症状としては「腸自体には異常は見られないのに、お腹の具合が継続して不安定になること」と表現できると思います。
過敏性腸症候群では、腸を内視鏡で検査しても異常は見つかりません。
それでもお腹の具合が頻繁に悪くなるのです。
具体的な症状としては下痢、便秘、お腹の膨満感、食欲不振や吐き気などがあります。
電車に乗るとたちまち便意が起こるため通勤にも不自由したり、下痢が続いたら一転して便秘になったりすることもあるようです。
過敏性腸症候群の最も大きな原因は、何と言ってもストレスです。
胃腸は自律神経によって機能しており、自律神経はストレスの影響を非常に受けやすいという特徴があります。
「ストレスで胃に穴が開く」という言葉があるように、精神的な負担が続くと自律神経の働きも乱れ、結果的に胃腸の機能にも支障が出るわけです。
また、高カロリー、高脂肪の食事は症状を悪化させるそうです。
バランスの良い食事で腹八分目を心がけて楽しく食べるようにしましょう。
インスタント食品・ファストフードはできるだけ控えるべきです。
治療でも、ストレスの軽減、食・生活習慣の改善がメインになります。
これらの根本原因が解決されないと、薬などを服用しても再発するからです。
日頃の習慣を改善し、ストレスを緩和しつつそれでも症状が快方に向かわない場合は、腸の運動を整える薬などが補助的に処方されます。
あくまでもメインは生活改善です。
何かとストレスの多い現代社会ですが、人と会ったり、趣味を楽しむなど精神的な負担を可能な限り軽くすることが過敏性腸症候群の最高の対処法と言えそうです。
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ソルビトールで下痢を発症 シュガーレスガムなどに配合
医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」の08年1月号に、
「甘味料のソルビトールを大量に摂取すると下痢を引き起こし、体重減少を招くおそれがある」
という内容の論文が掲載されました。
論文では8ヶ月で11kgの体重を失った21歳の女性と、1年間で22kgも体重を失った46歳の男性が紹介されています。
いずれも慢性的な下痢と胃腸の痛み・張りを訴えていました。
二人とも大量のシュガーレスガムを噛む習慣があり、女性は1日に12枚以上、男性は1日に20枚以上も噛んでいました。
これにより女性は1日20g、男性は30gのソルビトールを摂取していたのです。
ガムを噛まないようにしたところ、二人とも体重低下が止まりました。
この件に関しては、日本の厚生労働省も通知を出しています。
これはちょっと極端な例ではないでしょうか?
ガムを10~20枚噛むのが習慣になっているというのはどう考えてもちょっと多すぎだと思うのですが・・・。
これは私だけの印象かもしれませんが、日本って日頃ガムを噛む習慣というのはあまりありませんよね。
道を歩きながらとか、街中でクチャクチャやってる人はほとんど見かけません。
外国の映画などでは若者がガムらしきものを噛んでいるシーンはよく目にしますが。
ガムといえばこうした日本の習慣からか、「キシリトール配合の食品を食べすぎるとお腹がゆるくなる」という注意点もあまりとりあげられなかったようです。
実際に下痢などを起こした、という報告も聞きませんでした。
ガムを噛む習慣がある場合は気をつける必要があるかもしれませんが。
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爪や腰痛に現れる内臓疾患のサイン
爪の異常や腰痛として現れる「内臓疾患のサイン」をいくつか紹介してみます。
まずは肝臓。
指先がふくらんで爪が広がるのは肝硬変の兆候です。
手のひらに赤い斑点がでたり、白目が黄色くなるのはアルコール性肝炎の疑いが。
疲れやすい、あるいはみぞおちの不快感も肝臓からの危険信号かもしれません。
内臓疾患も腰痛となって表れることがあります。
すい臓・腎臓の病気も腰の痛みとして表れ、大腸がん・直腸がんでも腰に鈍い痛みを引き起こすことがあります。
空腹時にお腹が痛くなるなら、十二指腸潰瘍が疑われます。
泌尿器系の疾患でも腰痛を引き起こすことがあります。
腎盂炎や腎結石、尿管結石では腰をたたくと痛みを感じます。
これに加えて血尿が出たら泌尿器科の病気が強く疑われます。
女性であれば子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍といった病気でも腰が痛むことがあります。
このばあい、腰痛と同時におりものが見られます。
腰痛が内臓の不調からきているのかどうかを判断する簡単な目安としては、じっとしていても腰が痛いかどうかをみます。
じっとしていても腰が痛むのであれば、内臓疾患が原因になっていると考えられます。
整形外科として治療される、いわゆる「普通の腰痛」であれば、安静にしていればほとんど場合で痛みが和らぐからです。
また、腰痛と共に足にしびれを感じる場合は整形外科領域の腰痛であることが多いようです。
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腹痛の場所と種類 症状の違いの見分け方と目安
胃潰瘍のときは食後30~1時間で痛くなることが多く、十二指腸潰瘍の時は空腹時に痛み、食事をとると痛みが軽くなる場合が多いです。
また、油ものを食べた後の右上腹部が痛むなら胆石症、お酒を飲んだ翌日に左上腹部が痛くなると膵炎の疑いがあります。
みぞおちから腹部の右下あたりが激しく痛み、発熱・吐き気を伴うなら急性の虫垂炎が考えられます。
腹痛は日常生活でも比較的頻繁に発症し、排便することで治まってしまうこともあり、深刻な症状はあまり無いと言えます。
ただし重篤な症状が腹痛として表れていることももちろんあり、その場合は軽く考えず一刻も早い対処が必要です。
腹部の痛みに加えて吐き気、高熱、顔色の変化などが見られたら要注意です。
緊急の際には迷わず救急車を呼びましょう。
腹痛と言えば一般には消化器官の不調が想像されますが、それ以外にも心筋梗塞、狭心症、卵巣・子宮の異常、虫垂炎などでも腹痛が起きます。
また、「食あたり」といった症状よりも深刻な胃がん、大腸がん、膵臓がんなどによる腹痛の場合があります。
食中毒の腹痛では下痢を伴うことが多いですが、この場合は下痢止めを服用してはいけません。
この下痢は「病原体をできるだけ早く排出しよう」という体の反応なので、下痢止めを服用するのは病原体を体に留める行為になってしまいます。
ですから、この場合はどんどん出してしまうに限るわけです。
その際は水分(薄めのスポーツドリンクなど)も少しずつ補給して、脱水症状になるのを防ぐ必要があります。
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背中の痛みといろんな病気の兆候
背中の痛みについて簡単にまとめてみます。
・首、肩、腕のしびれを伴って激しく痛む。
心臓病の疑いがあるのですぐに病院に行きましょう。
・肩甲骨の下部の・・・
右なら十二指腸潰瘍か、胆石。
左なら胃潰瘍かすい臓炎が疑われます。
・背中下部の片側
腎盂腎炎の可能性があります。
このほか、肋間神経痛も初期の兆候として背中の痛みが現れます。
腹痛は比較的頻繁に発生し、それほど深刻な症状ではないことが多いと考えられます。
反面背中の痛みは、あまり発生しない(腰痛をのぞく)分、一度発生したら重要な器官の疾患のサインかもしれません。
何らかの不調に陥った場合、背部痛を引き起こす可能性のある臓器としては心臓、胃、肝臓などがあります。
いずれも非常に重要な臓器で、不調がそのまま生命にかかわると言えるでしょう。
腰痛など特に原因がないのに背部痛がある場合は決して見過ごしたりせず、念のために医療機関で診察を受けましょう。
そのまま放っておくと取り返しのつかないことにもなりかねません。
ぎっくり腰など、よほど重症の場合でない限り、腰痛なら数日安静にしていればほとんど回復することが多いようです。
痛みが続くなら軟骨や神経部分の変形による腰痛(しびれも伴うことがあります)が考えられ、前述のように臓器疾患もありえるのでいずれにしても診察を受けておくと安心です。
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日本人に理想の便の量と女性の便秘率
06年現在、日本人女性は80%が便秘になっているといわれています。
一日平均の便の量は、日本人で200~300gが理想なのですが、OLの多くは80gしか出ていないそうです。
平均の半分以下ですね。
戦前の日本人は一人当たり一日27gの食物繊維を摂っていましたが今では12gまでに減少しています。
健康関連のニュースなどではさんざん言われていることですが、ここでも問題解決のカギになるのは和食ではないかと私は考えています。
昔ながらの食事をすれば便秘の解消にも役立つのではないかと。
まず、和食の基本となるご飯には食物繊維が豊富に含まれています。
普通に和食を食べるようにすれば、それだけで便秘対策となる食物繊維が摂取できるわけです。
この食物繊維のおかげでご飯は太りにくい主食のため、便秘対策と同時にダイエット効果を得られているとも言えます。
和食のもうひとつの雄、味噌汁も便秘対策に優れています。
味噌汁の具として一般的なワカメも繊維質を多く含んでいますし、味噌をはじめとする発酵食品はお腹の調子を整えてくれます。
また、和食の野菜にも食物繊維が多く含まれています。
煮物に使われる大根やイモ類、ゴボウ、レンコンなどはまさに便秘対策のための野菜と言っても過言では無いでしょう。
お漬け物などの発酵食品、あるいは佃煮の海藻類もお腹の調子を整えてくれます。
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40歳・中年以降の便秘は大腸がんの危険性あり
40歳を過ぎて急に便秘になった場合、大腸がんの危険性を特に注意する必要があります。
30代以前の場合と違い、大腸がんによるポリープが排便を妨げていることがあるからです。
「いままでお通じはよかったんだけどな」という人手40代以降なら、念のため大腸がん検診を受けましょう。
ちなみに降圧剤、抗うつ剤、胃潰瘍の薬の中には腸の働きをおさえ、便秘を引き起こすものがあります。
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にんじんの大腸がん抑制効果
イギリスニューカッスル大学の研究によると、ニンジンが大腸がんに効果があるらしいことがわかりました。
この実験では、ニンジンとニンジン中の化合物ファルカリノルを大腸がんの前駆状態にしたラットに与えると、ガンの進行割合が3分の1に抑えられることが確認されたのです。
どのタイプのニンジンがこの効果を持つのか、加熱しても効果は変わらないのか、などはさらに検証が必要とのことです。
ちなみに飲料メーカーの伊藤園の調査では、ニンジンはゆでて食べると、生で食べるよりもベータカロテンを効率よく吸収できるそうです。
同社は被験者の血中ベータカロテンとビタミン量を調べました。ゆでたニンジンを食べると、生のニンジンを食べたときと比べて摂取後6時間で1.4倍、8時間後で1.6倍のベータカロテン濃度になりました。
大腸がんは進行が遅いことが多く、早期に治療を行えば5年生存率(がんが治癒したと考えられる生存期間)はほぼ100%あります。
がんの中では比較的対処しやすい部類に入ります。
しかし発見が遅れると手術が必要になり、直腸がんでは肛門や膀胱周辺の自律神経の温存が難しくなることもあります。
大腸がんの兆候のひとつに排便の際の出血があります。
これを痔の症状と勘違いしてしまうことが多く、そのまま放置しがちです。
下血が確認できた場合、念のために精密検査を受けておくと安心です。
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便の量と肥満
肥満が多いアメリカでは、便秘も日本より多く、平均の排便量が日本より3割程度少ないといわれています。
高脂肪・高たんぱく食が一番の原因のようです。
便の量がとても少ない、あるいは便秘の人は肥満がちになる傾向があります。
摂取した食物の栄養分をあまさず吸収してしまい、便として体外に排出する量が少ないわけです。
逆に、食事も消費カロリーも同じくらいなのにずっと痩せている人は、大抵がトイレの回数が多い軟便の人です。
軟便の人は、未消化で排出される栄養分が多いため太りにくい傾向にあるのです。
栄養分を体内に吸収することなく、体外に出してしまう分が多ければ太りにくいのも道理です。
いわゆる「大食いタレント」と呼ばれる人達はあれだけ大量に食べるのに痩せてる人が多いですよね。
大食いタレントは食べる量が多い分、「出る」量もすごく多いんだそうです。
食べ物を摂取しても、あまり吸収されずに排出されてしまうんですね。
だから痩せてる人が多いのです。
ちなみに、私もかなり便の量は多いほうだと思います。
一日に三回排便することもある便秘知らずです。
そのせいかどうかはわかりませんが、食事にはそれほど制限をかけていないにも関らず、一応肥満・メタボ体型ではありません。
(さすがに暴飲暴食はしませんが・・・)
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腸の基本知識
小腸の長さは6から7メートルで、食物を消化・吸収する働きをします。
小腸は胃と大腸の間にある腸で、十二指腸(約30cm)、空腸(約2.5m)、回腸(約3.5m)と三つの部分からなっています。
小腸には数百万もの突起(絨毛と呼ばれます)があり、さらにそれぞれの絨毛に微絨毛が生えているため、小腸内壁の表面積は広大(テニスコート二面分あるそうです)なものになります。
ヨーグルトや納豆を食べることで小腸内にある免疫細胞が活性化されます。
その結果、免疫調整能力が上がり、疲れにくくなったりカゼをひきにくくなったりします。
大腸はおよそ1.5メートルの長さがあり、一部栄養素と水分の吸収、便の形成と排出を担っています。
大腸は盲腸、虫垂、結腸、直腸からなり、小腸とは違って絨毛はありません。
また大腸は体の中で最も病気の種類が多い場所といわれており、さらに現代人の病気の多くが大腸の環境に起因すると考えられています。
「腸相」という言葉で有名になった新谷弘実博士は「腸の環境を整えることで病気は防げる」と主張しています。
腸相を整えるため、博士は次のようなことを主張しています。
・精製していない穀物をとる
・牛乳などの乳製品はできるだけとらない(博士はヨーグルトも腸には良くないと主張しています)
・揚げ物・マーガリンは避ける
・肉食は避け、魚を食べる
・飲酒も控える
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